金属アレルギーの人は、免疫システムが特定の金属に反応して過剰反応を起こしてしまうため、結婚指輪選びでも困る可能性があります。アレルギーが起こるとかぶれてしまうので、どんな素材でも大丈夫というわけにはいきません。金属アレルギーの人の結婚指輪ならば、シルバーは避けてプラチナやゴールドにしたほうがアレルギー反応が起こる確率は低いです。ただし、敏感な人はプラチナやゴールドでも反応が起きてしまう可能性があります。
まずは一度一般皮膚科に行って、パッチテストなどで自分がどの金属に反応するのかを診断してもらいましょう。アレルギーが起こりにくい新素材としては、チタンやジルコニウムなどもあります。これらはゴールドやプラチナよりもさらにアレルギーが起こりにくくなっています。ただし、扱っているブランドが少ないのでデザインが選べなかったりする可能性があります。
また、取り扱い数自体が少ないので、価格が高い傾向にあります。金属アレルギーの人は、万が一のことを考えてフルオーダーで結婚指輪を作ってもらったほうが良いかもしれません。フルオーダーだと素材からデザインまで自分たちの希望通りに揃えてくれます。指輪の平均価格は2つで24万円と言われていますが、フルオーダーだと2つで約30万円くらいと高くなります。
片方のパートナーだけ金属アレルギーがある場合には、もう片方のパートナーの指輪は既製品を使うという方法もあります。よく話し合って決めましょう。