両親と媒酌人の結婚式場での心得

両親は身支度を終えて、式の開始の1時間から2時間前には結婚式場入りするようにします。母親が着付けをする場合には、新婦と同じ時間に入ります。控え室では、新郎新婦が支度をしている間に媒酌人にあいさつをします。式に列席する主賓、友人がいる場合には、同様にあいさつとお礼を述べます。

介添え人、美容師などにご祝儀を渡す場合は、このときがベストです。媒酌人は、遅くとも1時間前には結婚式場入りするようにします。媒酌人の装いは、両親と同じ正礼装が基本となります。新郎新婦、両親の格式に合わせるようにすると良いでしょう。

両家の控え室に入ったら、この日が初対面の親族がいますので、必ずあいさつをするようにします。このとき、お祝いの言葉と自己紹介を忘れないようにしましょう。新郎新婦の支度がすんだら、媒酌人は新郎側の控え室、媒酌人夫人は新婦側の控え室で挙式まで待機しておきます。挙式開始前に結婚式場の担当者から式の進行についての説明がありますので、媒酌人は新郎新婦と一緒に内容を確認するようにします。

挙式中は新郎新婦が一番緊張しますので、リラックスさせる気配りも媒酌人には必要です。式の流れを新郎新婦以上に把握しておいて、落ち着いた態度で臨むようにしましょう。新郎新婦の隣に並ぶ媒酌人は親代わりとも言え、特に媒酌人夫人は新婦の介添え役ということで、衣装の乱れに気を配ったり、緊張をほぐしたり、入場やお色直しの先導をしたりと新郎新婦には心強い存在ですから、親族と同様、主催者として招待客をもてなすという気持ちを忘れないことが大切です。

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